「円形脱毛症って、治ってもまた再発するの…?」
一度あのつらさを経験すると、良くなってからも「また、あの時みたいになったらどうしよう」という不安が、ずっと頭の片隅に残りますよね。私もまさにそうです。
この記事を書いている私(さんママ)は、40代・九州のシングルマザー。数年前に円形脱毛になり、1年かけてだいぶ回復しました。でも正直に言うと、今も「再発は警戒中」。良くなったからと油断せず、ゆるくケアを続けています。
この記事では、克服した私が、再発予防のために今も続けていることを、体験ベースで正直にお伝えします。
円形脱毛症は自己免疫などが関わる病気で、再発の有無や治療は人それぞれです。この記事は私個人の体験談で、医学的な断定をするものではありません。気になる症状があるときは、まず皮膚科など医療機関に相談してくださいね。
発症から克服までの流れをまとめて読みたい方は、こちらの親記事からどうぞ。→ 円形脱毛症、私は治りました|40代女性が1年で克服するまでの全記録
私にとって「再発」は、初めての心配ごとではありません

この記事を書くにあたって、先に正直に書いておきたいことがあります。
私は中学生のころから、ストレスがたまると円形脱毛ができる体質でした。
何度も繰り返してきたので、正直それには慣れていました。いつも1か所できて、気づいたらいつの間にか治っている。私にとっては風邪をひくのと近い感覚で、見つけても「あー、またか」で済んでいたんです。
だから私の「再発予防」は、少し意味が違います
つまり私の場合、「再発するかもしれない」ではなく「またできるだろうな」が前提にあります。30年近く付き合ってきたので、そこはもう受け入れています。
でも40代で出た今回だけは、まったく違いました。1か所で止まらず他の場所にもできて(多発)、さらに全体的に薄くなった。慣れていたはずの私が、初めて本気で怖くなりました。
それは体質的に、たぶん無理だからです。そうではなく——
「またできても、今回みたいにはさせないこと」。これが私の再発予防のゴールです。
同じように繰り返している人へ
もしあなたも私と同じように何度も経験してきた人なら、たぶんいちいち驚かなくなっていると思います。それ自体は悪いことじゃありません。
ただ「今回はいつもと様子が違う」と感じたら、その勘は信じてください。繰り返してきたあなたの「いつもと違う」は、いちばん信用できる情報です。慣れているからと様子を見ないでほしいです。
円形脱毛症は再発する?

残念ながら、円形脱毛症は治っても再発することがあると言われています。ストレスや体調の変化が引き金になることもあり、「一度治ったからもう安心」とは言い切れないのが正直なところです。
でも、だからといって過度に怖がる必要はないと私は思っています。大事なのは「また来るかも」とビクビクし続けることではなく、再発しにくい状態を、ゆるく保っておくこと。そして万一のときに早く気づけるようにしておくことです。
私が「また再発するかも」と不安になる瞬間

克服した今でも、こんな時にドキッとします。
- 抜け毛が増えた気がする時:排水溝や枕の抜け毛を見て「あれ、多くない?」と一瞬こわくなる。
- ふとした瞬間、常に頭の片隅にある:完全には忘れられません。良くなった今も、どこかでいつも意識しています。
私が実際に見ているポイント
不安になったとき、やみくもに鏡を見ても余計に落ち込むだけです。私は見るポイントを決めています。
- 境界がはっきりした部分がないか:産後の抜け毛や普通の抜け毛は全体がまんべんなく薄くなりますが、円形脱毛症は一部だけ、ふちがくっきり抜けます。ここが決定的に違います
- 触ったときに「ツルッ」とするか:目で探すより、手で触るほうが早いです。毛がない部分は感触ではっきり分かります
- 増え続けているのか、止まっているのか:1日の量ではなく「先週より増えているか」で見ます。日単位では判断できません
毎日鏡でチェックすることです。変化は日単位では見えないので、不安が増えるだけでした。
私は今、気になったときだけ手で触って確認するくらいにしています。それで十分早く気づけます。
【体験】私が再発予防で今も続けている4つのこと

① 頭皮ケアを「習慣」にしてしまう
治ったあとも、頭皮ケアは続けています。ただしガッツリではありません。
私が今も使っているのはHobe Labs(ホーブラボ)のホホバ&B5 頭皮ケアスプレー。片手でシュッとして、手ぐしでなじませて終わり。30秒です。
マッサージ10分とか、絶対に続きません。私は歯磨きと同じレベルまで手間を落とすようにしました。考えなくても手が動くところまで持っていけば、それはもう習慣です。
正直に書くと、これで再発が防げるという保証はありません。頭皮用の保湿ケアであって、薬ではないので。それでも私が続けているのは、「自分の頭皮を毎日さわる機会」になるからです。触っていれば、変化にも早く気づけます。
外側からのケアで実際にやってきたことはダーマローラーの記事にまとめています。
② ストレスをためない工夫
私にとって、これが一番の予防かもしれません。円形脱毛の引き金はストレスだったので、「ためこまない」を最優先にしています(詳しくは後述します)。
③ 生活習慣(睡眠・食事)を大事にする
当たり前だけど、寝る・食べる。ここが崩れると体も髪も一番に出ると実感しました。完璧じゃなくていいので、「ちゃんと寝る・ちゃんと食べる」を意識しています。
④ サプリを”お守り”に続ける
内側からの土台づくりとして、ビビスカルというサプリを今も”お守り”のように続けています。劇的な何かというより、「内側からもケアできている」という安心感が、不安な気持ちを支えてくれます。
再発の”引き金”=ストレスへの向き合い方

私の円形脱毛のきっかけは、家庭のストレス――あとから知った言葉でいう「夫源病」でした。だから再発予防でも、私が一番大事にしているのは「ストレス源から距離を取る」ことです。
正直、これは簡単なことではありません。でも、自分の心と体を守るために、原因から少し距離を置くという選択は、髪のためだけじゃなく、自分の人生のためにも大事だったと今は思っています。
順番を間違えないでほしい
これは強く言いたいのですが、スプレーやサプリより、こっちのほうが先です。
頭皮ケアは30秒でできます。でもストレス源から離れるのは、人生の決断が必要だったりします。だからつい、簡単なほう(ケア)だけやって、根っこは放置してしまう。私も長いことそうでした。
でも私の場合、体は正直でした。ストレスが限界まで来ると、必ず髪に出る。中学のころからずっと同じパターンです。だからケアをいくら足しても、根っこがそのままなら意味がなかったんだと思います。
前ぶれは、髪より先に出ていた
ちなみに今回、私の体は髪より先に皮膚で訴えていました。なかなか引かない蕁麻疹です。当時は「疲れてるのかな」で流していましたが、あれは体からのサインでした。
だから今は、髪より前の段階で気づくようにしています。眠れない、原因の分からない不調が続く、常に気を張っている——そういう状態が続いているなら、髪に出る前に手を打つ。それが私にとっての本当の再発予防です。
一番大事なのは「早めに気づいて、早くケア」

いろいろ書きましたが、私が再発予防で「これが一番大事」だと思うのは、シンプルにこれです。
最初に円形脱毛になった時、私は「放っておいたら生えてくるかな」と思っていた時期がありました。でも実際は、そこから抜けが広がってしまった。早く向き合ったから、1年で回復できたと思っています。
だから再発予防も同じ。「あれ?」と思ったら、様子見しすぎずに早めに皮膚科へ。この”早さ”が、何よりの予防だと私は思っています。
やり直せるなら、私は「もっと早く皮膚科に行く」

この記事を読んでいる人に、いちばん持ち帰ってほしいのがここです。
1年を振り返って「あの時こうしていれば」と思うことはいくつかありますが、ダントツの1位はこれです。
なぜ行かなかったのか
理由は情けないくらい単純で、こうです。
- いつもは勝手に治っていたから:中学から何度も経験して、毎回いつの間にか治っていたので「今回もそのうち」と思っていました
- 「これくらいで行っていいのかな」:たかが髪のことで病院に行くのは大げさな気がしていました
- 高そうだと思っていた:髪の悩み=美容の話だと思い込んでいて、自由診療で何万もかかるイメージがありました
全部、間違いでした
円形脱毛症は「病気」です。だから皮膚科で、保険が効きます。私が実際に通ったときも、1回の負担は想像よりずっと軽かったです(→ 紫外線治療に半年通った体験と費用の話)。
そして何より——髪は、抜けるのは一瞬ですが、生えるのには時間がかかります。
迷っている数ヶ月のあいだにも進行するし、そのぶん回復にかかる時間も後ろにずれます。「様子を見た数ヶ月」は、そのまま「治るのが数ヶ月遅れる」ということなんですよね。
「これくらいで病院に行っていいのかな」と迷っているなら、行ってください。
診断できるのは医師だけです。何でもなければ「何でもなかった」と分かって安心できる。それだけでも行く価値があります。私が1年かけて学んだことは、結局これだけです。
再発が不安な人へ|私の合わせ技(まとめリンク)

再発予防は、何か一つの魔法ではなく、小さなケアの合わせ技を、焦らず続けること。私が実際にやってきたことは、それぞれ記事にまとめています。
- 頭皮への外側ケア → ダーマローラーを頭皮に使ってみた正直レビュー
- 内側からの土台づくり → ビビスカルを1年以上飲んだ正直レビュー
- 医療(皮膚科の治療)→ 円形脱毛症の紫外線治療ってどう?体験レビュー
- つらい時期の乗り切り方 → 円形脱毛症の隠し方|私がやった工夫
よくある質問(Q&A)

A. 必ずではありません。再発する人もしない人もいます。過度に怖がらず、再発しにくい状態をゆるく保つのが現実的だと思います。
A. ストレスをゼロにするのは難しいですし、原因も人それぞれです。「ためこまない・距離を取る」工夫をしつつ、気になる時は医療機関に相談を。
A. 様子見しすぎず、早めに皮膚科へ。私の実感でも、”早く気づいて早く動く”のが一番の予防でした。
A. 残念ながら「絶対」はありません。だからこそ、頑張りすぎず続けられるゆるいケアと、早めに気づくアンテナが大事だと思っています。
A. 私は中学生のころから繰り返してきました。そういう人は珍しくないようです。ただ「繰り返すこと」自体より、回ごとの様子が変わっていないかのほうが大事だと思っています。今までと違うと感じたら、慣れているからと放置せず受診してください。
A. 正直に言うと、完全には消えません。私も今でも抜け毛が増えた気がすると「もしかして」と思います。でもそれは、早く気づくためのアンテナでもあります。ゼロにしようとしなくていいと思います。
A. おすすめしません。変化は日単位では見えないので、不安が増えるだけです。私は気になったときに手で触って確認するくらいにしています。触ればすぐ分かります。
A. 保証はできません。それらは薬ではないですし、私も「これで防げている」とは思っていません。私にとっては、ストレス源から距離を取ることのほうがずっと大事でした。
まとめ

円形脱毛症は再発することもある病気。でも、ゆるいケアを続けながら、ストレスと上手に距離を取り、”あれ?”と思ったら早く動く――これが、克服した私が今も続けている再発予防です。
不安がゼロにならないのは、私も同じです。でもその不安を「早く気づくアンテナ」に変えて、自分の心と体を大事にしていけたら。
最後に、今つらい人へ
いま渦中にいる人に、いちばん伝えたいことを書いて終わります。
私は中学から何度も経験して、40代で一番ひどいのをやって、それでも戻りました。あのときは「もう生えてこないかもしれない」と本気で思っていましたが、ちゃんと終わりは来ました。
今つらいのは、いつ終わるのか分からないからだと思います。私もそうでした。毎日鏡を見て、増えた気がして、夜中に検索して、また落ち込む。
あなたと私は違うので「絶対に治ります」とは言えません。でも「一生このままだ」と思い込む必要は、まったくないです。まずは皮膚科に行ってみてください。それだけで、先が少し見えるようになります。
※本記事は個人の体験談であり、医学的な効果・予防を保証するものではありません。円形脱毛症の治療・再発については医療機関にご相談ください。

