先日、我が家の長男(小学校一年生)が世に言う『おたふく風邪』になりました。
どうやら小学校で大流行していたらしく、わが子もしっかり移されてきてしまいました。
おたふく風邪にかかったのは6月。
何となく、おたふく風邪が流行る季節は冬のイメージがあったのですが、季節は関係ないのですね!
今回は、おたふく風邪の初期症状と完治までの道のりの経験をまとめましたので、『今』子供が
「うちの子、おたふく風邪かも!?」と思われてるかた必見です!
おたふく風邪とは?
おたふく風邪(正式名称:流行性耳下腺炎)は昔は、一度は必ずかかっていないといけない病気だと言われてきましたよね!
何故かというと、一度かかると、水疱瘡や風疹のように体の中に抗体ができるからだそうです。
その抗体のおかげで、一度かかるとそれ以降一生涯かからないそうです。
現在は、予防接種がありますので、予防接種を受けることによって予防できる病とされています。
おたふく風邪自体は、そんなに深刻な病気ではないのですが、合併症、特に『ムンプス難聴』など、生涯にかかわる合併症を伴う場合があるそうなので、まだ予防接種を受けていないかたは、予防接種を受けるかどうかしっかり考えた方が良いかもしれませんね!
おたふく風邪の初期症状とはどんなもの?時系列でまとめました
おたふく風邪について詳しく知りたい場合は小児科などのサイトの方が詳しく書かれているかと思います。
ですのでここでは、筆者(三児の母)の子供(7歳)が実際におたふくかぜにかかった時の、おたふくかぜの初期症状から完治までを時系列に、順を追ってレポートしたいと思います。
おたふく風邪 -3日目
「-3日」ってどういうこと!?
と思われたでしょうか(笑)
実は、おたふく風邪が発症する前(ここでは、頬が膨れてきた段階を指しています)に息子くん、発熱しています。
体温計で図ると37.9度。
息子が、
「耳が痛い。」
と言っていたので、学校でおたふく風邪が流行していたこともあり、すぐに病院へ行きました。
が、この時耳の下が腫れていなかったので、おたふく風邪とは診断されず、耳の中が赤くなっていたようなので、小児科の先生からは、
「中耳炎のなりかけかもしれない。」
という診断をされて帰りました。
おたふく風邪 -2~-1日目
薬を飲み、一日経つと熱も下がり、耳も痛いと言わなくなりました。一日だけ学校を休み、この日から二日間は元気に学校へ。
おたふく風邪 1日目
朝起きてきたと同時に、
「ママ、耳が痛い~。(´;ω;`)」
と半泣きで起きてきました。
数日前とは明らかに違う顔つき。耳下というか左頬がぷっくり腫れていました。顔のエラの部分がなくなるような感じです。
「これは明らかにおたふく風邪だろう!」と思い、再び同じ病院へ。
思った通り、『流行性耳下腺炎』の診断を受けました。
お医者さんも頬が腫れていないと判断できないのでしょうね。
おたふく風邪の特効薬というのは無いので、頬の痛みを和らげる鎮痛剤をもらい、腫れている部分を冷やすとだいぶ痛みが和らぐという事を教わり病院をあとにしました。
熱はこの時点で下がっており、頬の痛みだけだったようです。
それと、「ママ、なんか耳が聞こえない」
と言ってきたので、焦って調べたところ、先にも書いたように、おたふく風邪には合併症で、「ムンプス難聴」という障害がまれに残るそう。
その時、
「ああ、予防接種をしていればよかった・・・」
と、非常に後悔しました。
耳は、小児科の先生に言うと、様子をみていてくださいとだけ言われる始末で、不安と心配でいっぱいでした。
結局、耳の聞こえは現在普通に聞こえているようで、なんともないのですが、もしかしたらおたふく風邪の症状があらわれたときに一時的に聞こえにくかったのかな?と感じました。
おたふく風邪 2~3日目
学校を休み、自宅療養です。発症して2~3日は頬が痛い痛いと言っていて、とっても可哀そう・・・
ですので、出来るだけ痛み止めが切れる前に次の痛み止めを飲むように注意しました。
やはり頬が痛いと食欲もなく、何にも食べなかったので我が家は鎮痛剤のお世話になることにしました。
それと有効だったのが、患部を冷えピタなどのジェルシート冷やす事です。
冷やすことで痛みが和らいだようです。
食欲がないので、(噛むという行為が痛いらしい)ヨーグルトや、カロリーの高い菓子パンやアイスなど、本人が好きなものを食べさせていました。
こんな時ばかりは栄養のことよりも、まず食べてくれるものを!
と、母としてはそうなりますよね。好きなものなら、ほぼいつも通りの量を食べてくれました。
おたふく風邪 4日目
頬がぷっくり膨れて四日ほどたつと、膨れているけど痛くない、といった感じでした。
しかし移す可能性もあるので自宅にこもりっきり。
自宅に缶詰め状態でしたので、これは二歳と0歳の兄弟たちにも移ったな・・・と諦めました(笑)。
おたふく風邪での兄弟の予防対処法はまた別記事でアップしますので、兄弟がおられるご家庭は、参考にされてみて下さい。
学校の出席停止に関する規定では、「発症してから5日経過し、かつ全身状態がよく、腫れがひくまで」というルールでした。
明日までに頬の腫れがひかなければ5日以上休まないといけないので、授業についていけないことや、自分のパートをまだ休まなければいけないなど不安要素があったので、
「絶対明日には腫れがひいてほしい~~!」
と願っていました。
が、
なんと今度は右頬が腫れてきてしまいました。。。これにはがっくり。片方ずつ腫れる人もいると先生には言われていたのですが、まさかうちの子もそのパターンになるとは思ってもいませんでした。
幸い後から腫れた右頬は、さほど痛くないらしく、朝少し痛がっただけで、痛み止めも飲まずに一日過ごせました。
おたふく風邪 5日目
運命の5日目です。(大げさすぎますね)
朝、息子の顔をチェックしてみると、先に腫れた左頬はすっかり腫れがひいていました。こんなに一日でスッキリひくとは思ってもみませんでした。
右頬のほうも、昨日よりも少し腫れがひいたようでした。
「これなら明日、学校に行けるかも。」
と一安心。
夜になると、完全に腫れがおさまり、いつもの長男の顔に戻りました。5日で済んで良かった~とほっとしたのを覚えています。
次の日には、元気に学校へ行けましたが、次男、三男に移っていないか心配です。
この時点では下の二人は元気でしたが、調べると、
おたふく風邪の潜伏期間は2~3週間
という事が分かりました。果たして下の二人に移ったのか!?
コチラの記事コチラの記事で、おたふくかぜの家族感染を防ぐためにやったことをまとめています。
おたふく風邪 体験談まとめ
まさかの片方ずつ腫れるという最悪な状況でしたが、何とか5日間で腫れも治まり、心配していた合併症もなく現在も元気に過ごしております。
ですが、
「耳が聞こえない。」
と言われたときに、予防接種を受けていれば良かったと思ったこの体験を生かし、次男、三男には予防接種を受ける事にしました。
予防接種についてはコチラの記事で詳しく記していますので、一読してみて下さい。
この体験談が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
それでは最後までお読み下さりありがとうございました。