この記事では・・・
タミフルとゾフルーザの違い
そしてゾフルーザの効き目
をまとめました。
毎年、インフルエンザが猛威を振るっていますね!
我が家の子供たちは免疫が弱いのか??よくインフルエンザにかかってしまいます。
しかし、2019年は以前とちょっと違う薬を処方されました。
名称は『ゾフルーザ』という薬。
実際に病院から処方されソフルーザを服用した長男の様子と、前々からインフルエンザの薬といったら思い出される『タミフル』との違いをまとめましたのでご紹介します。
新しい薬・ゾフルーザとはそもそもどんな薬?
新薬の「ゾフルーザ」。そもそも、
- どういった薬で
- いつから
使用されているのでしょう。
筆者の息子は2018年12/31に処方されましたが、(寝正月でした(笑))
ゾフルーザは、2018年の3月から使用を開始されているそう。
ゾフルーザは、錠剤で、一回飲めば終了のなんとも便利なお薬でした!
我が家の長男は小学一年生。まだまだ薬を嫌がるお年頃なのですが、薬を飲ます作業が一度で済むので、保護者の私としては非常にありがたかったです。
しかし、どんな薬というのは正直分からず飲ませました。
ゾフルーザはどんなお薬?
主な特徴というと、上記にも挙げた、「一回服用でOK」という部分ですが、その他にも様々な特徴があるそう。
- 早く体内からウイルスがいなくなる
- 価格がタミフルに比べて高い
- ウイルスが耐性をつけるのが約1割(小児2割)=長引く
- 副作用が出そろっていない
参照:https://note.mu/hiroyukimorita/n/n0c4f22ecee16
参照させて頂いたサイトさんに非常に分かりやすくまとめられていました。
この情報を前もって知っていたら、もしかしたら
「タミフルでいいです。」と病院の先生に伝えていたかもしれません。
しかし処方されてのでそのまま飲ませてしまった私。
実際にゾフルーザを服用してみた患者(7歳男子・長男・プロレス好き←)の様子はどんな様子だったでしょうか。
新薬・ゾフルーザを服用後の様子
朝から発熱・38.5度程の高熱でした。
休日診療の小児科にてインフルエンザA型と診断され、ゾフルーザのみ処方。
12/31
ソフルーザを12/31の昼過ぎに服用し、そこから水のみしか飲まず、食べ物も何も受け付けない状態でした。
1/1
一日中ベッドの中で起きたり、寝たりを繰り返していました。
食べ物・飲み物は相変わらず水以外受け付けない状態で一日過ごしました。熱も39度台が続いていました。
1/2
昼頃「おなかすいた~」と起きてきて、熱を計ると37.5度。だいぶ下がりました。
この時はパンやお蕎麦、アイスなど食べたものを少しずつ食べました。
1/3以降~
熱も下がり、だんだんと回復していきました!良かった~
ゾフルーザを服用後の様子をまとめると・・・
服用後、約2日で熱が下がりました。同時期にインフルエンザA型の診断を受けたいとこたちも、ソフルーザを処方され、2日で熱が下がったよ~と報告を受けました。二日間は我が家の長男と同じく、ぐったりで一日中寝ていたそう。
ソフルーザの効き目はどうだった?
同じタイミングで、同じ人が比べることが出来ないので何とも言えないのですが、3歳と一歳の息子たちもインフルエンザが移ってしまい、別の病院にかかった際「タミフル ドライシロップ」を処方されました。
三歳の息子は、タミフルを飲み切る5日間のうちの4日間は38度台の熱が出続けました。
1歳の息子も3日間は熱がでて、しかも熱性けいれんまで起こしてしまいました。(タミフルのせいではないです。以前突発性発疹の際もけいれんしたので恐らくけいれんしやすい体質なのかもしれません。)
息子たちの年齢と体力を考えると一概に比べることはできませんが、同時期に看病していた身としては、
「一回の服用で済むというのは非常にありがたいな~!」
としみじみ思った次第です。子供にお薬飲ませるのとっても大変ですもの。
一般的な薬として扱われたらどんなに楽になるだろうなぁというのが正直な感想です。
ゾフルーザ錠は何歳から?
ゾフルーザは何歳から使用可能なのか気になりましたので調べてみました。
販売している塩野義製薬さんによると
年齢による投与の制限はないそう。
体重10㎏以上20㎏未満の子供⇒10㎎錠×1
体重20㎏以上40kg未満の子供⇒20mg錠×1
体重40kg以上⇒40mg(20mg錠×2)
80kg未満⇒40mg(20mg錠×2)
80kg以上⇒80mg(20mg錠×4)
といった用量を処方されるようです。
ちなみに我が家の息子は25㎏でしたので、小さいのを一粒だけ飲みました。
タミフルとゾフルーザの違いは?
先ほども触れましたが、違いとしてはまず、
価格が違う!
といったところでしょう。
(1回吸入で終了。約4300円 3割負担で約1300円)
■リレンザ
(1日2回5日間、全10回吸入。約3000円 3割負担で約900円)
■タミフル
(1日2回5日間、全10回内服。約2700円 3割負担で約800円)
【タミフル(オセルタミビル)は今季からジェネリック医薬品も発売されていまして、こちらは上記の半額(自己負担400円)程度になるようです。】
に比べて、
■ ゾフルーザ
(1回内服で終了。約4800円 3割負担で約1500円)
参照:https://note.mu/hiroyukimorita/n/n0c4f22ecee16
だいたいタミフルの二倍の金額です。
次に、子供に飲ませるときの飲みやすくするための工夫するアイテムが少し異なりました。
■タミフル
OKなもの⇒ヨーグルト・チョコアイス・ココア・オレンジジュース・スポーツドリンク
NGなもの⇒乳酸菌飲料・バニラアイス・りんごジュース
■ゾフルーザ
OKなもの⇒オレンジジュース・りんごジュース・ぶどうジュース・アイスクリーム・ヨーグルト・プリン
NGなもの⇒特に記載なし
注意書きに、
・口の中に残っていないことを確認してください。
・吐き出したり、気管に詰まらせたりしないようにご注意ください。
という記載がありました。
金額・飲み方・効き目、全て違うタミフルとゾフルーザですが、両方に共通していることは、どちらの冊子にも、
学校や幼稚園への登校・登園の出席停止の目安は同じことが書かれてありました。
学校や幼稚園への登校・登園の出席停止の目安
このサイト内の、こちらの記事にも詳しく書いてあるのですが、
タミフル・ゾフルーザの冊子ともに、
「発症した後5日を経過し、かつ、解熱後2日(幼児は3日)を経過するまで」となっていました。
そしてもう一つ共通点がありまして、インフルエンザにおける異常行動予防の注意書きがどちらの冊子にも記載されていました。
インフルエンザの異常行動について
インフルエンザにかかった患者は、抗インフルエンザウイルス薬を服用しているかどうかや種類にかかわらず、異常行動と考えられる転落死などが報告されています。
異常行動は、
- 小学生以上の小児・未成年者の男性で報告が多いそう。(女性の例もあり)
- 発熱から2日間以内にあらわれることが多いことが知られています。
異常行動の例としては、
- 立ち上がって部屋から出ようとする
- 興奮して窓を開けてベランダに出て、飛び降りようとする
- 人に襲われるような気がして、外に走り出す
- 突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする
- 自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
- 変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る
など様々異常行動の例があります。
異常行動を未然に防ぐための予防策としては、発熱から少なくとも2日間は、寝ている間でも以下の対策を取ることをお勧めしています。
保護者の皆さん、最低でも二日間は目を離さないように注意しましょうね!
【まとめ】インフルエンザ予防法やゾフルーザ体験談・仕事や学校の出席停止
新薬・ゾフルーザの使用感 まとめ
我が家の長男が使用した際の状況やタミフルとの違い、同じ部分などまとめましたがいかがでしたでしょうか。
個人的には、一回内服するだけというのがとても簡単で、薬を飲ませる労力も要らず、非常に重宝しそうな新薬だなぁという感想でした。
ただ、小学生以下の幼児には、副作用の情報などもまだまだ出てきていないことから、かかりつけのお医者様と相談して決めたいなぁというのが本音です。
この記事が何かあなたのお役に立てれば幸いです。
インフルエンザ関連の記事で、「インフルエンザに家族が感染・仕事の出勤は可能!出勤停止日数とは?」
その他、
があります。最後までお付き合い下さりありがとうございました。