産後うつで夫が嫌いになった。症状チェックと私の鬱対処法

こんにちは!三人の子供を出産経験のあるいち主婦の筆者です。

男の子三人兄弟で、現在小学一年生で勉強が苦手の長男・自己主張の激しくなる三歳児の次男・歩き始めて目が離せない一歳の三男を夫と二人で子育て中です。

本日は、私(34歳)も経験したことのある【産後うつ】について記事を書きたいと思います。

産後鬱(さんごうつ)と聞くと、出産の経験がない方、男性の方などは特別な病気というか、症状だと捉える方も多いかと思います。

しかし、産後鬱になるお母さんは、約8~12人に一人の割合でいるそうです。だいたい妊婦さんの20~40%のかたが産後鬱を発症しているそうです。

産後鬱はマタニティーブルーズとも言われています。このマタニティーブルーズは、出産後2~3日から現れやすく、多くの場合、数週間から一か月で自然に収まると言われています。

私も、病院までは通っていませんでしたが、長男出産後、なぜか急に悲しくなって泣いてしまったり、先の将来が不安な気持ちで押しつぶされそうになったり、夫のことが大嫌いになってしまった時期があったりしました。

二人目の時は、兄弟育児の大変さであわただしく過ぎていったのですが、里帰りもしなかったため、産後すぐから洗濯、掃除をやらないといけず、とても大変だった記憶があります。

三人目の時も同じく里帰りはしなかったのですが、今回は掃除、洗濯は夫に手伝ってもらい、食事は一か月ほど母に手伝ってもらうなど、ちゃんと甘えました。

無理をしてしまいがちな産後なのですが、「自分がやらなくては」を手放し、極力まわりに頼ることにした三人目は、何とかおちついた気持ちで過ごせました。

そもそも産後鬱とはなぜなるのでしょうか?私なりに調べてみました。

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産後鬱の原因

妊娠中はお腹の中で成長する赤ちゃんを守って出産に適応するために、出産後は赤ちゃんを元気に育てるために、女性の体は色々な変化を経験します。

また、産後は赤ちゃんのお世話中心の生活になって頑張りすぎてしまいます。

そうした、体と心の変化が一年以内に立て続けにあるので、体も心も疲れやすくなっています。

体の変化としては、産前産後は、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)のバランスが大きく変化します。胎盤ができるとともに数値は大きく上昇、安定し、胎盤が出る産後は急降します。

この、ホルモンバランスの大きな変化に、心と体がついていけないと、不調を感じてしまいます。

心の変化は、産後すぐから赤ちゃん中心の生活になり、今まで自分の好きなことをしていた時間が削られる、そして睡眠不足になり、慣れないお世話や初めての出来事もいっぱいです。

赤ちゃんを守るために知らず知らずのうちに緊張を感じ、疲れがたまってしまいます。

どんな症状?産後うつチェック表

では、産後鬱とは主にどんな症状のことを指すのでしょうか?箇条書きにまとめましたので、当てはまる項目があり、気になるときは、ためらわずに病院を受診しましょう。

  • 子供がかわいいと思えない
  • 育児に自信が持てない
  • 子供の世話が全くできない
  • 表情がなくなってきた
  • 疲労感が強く活動する気力がない
  • 些細なことにイライラする
  • この先に待つ楽しいことが考えられない
  • 心配や不安で頭がいっぱいになる

あなたはいくつ当てはまりましたか?私は2~3個当てはまりました。(笑)

あって当然ですよね!寝不足なら疲労感も出るし、お母さんも一年生なんだから子育てに自信が持てなくて当たり前です!

・・・と、前向きにとらえています。

もし気になるようでしたら、地域の保健センターや出産した産婦人科ですと、親身に聞いてもらえると思いますので、まずは産婦人科で、一週間検診、一か月検診の時などでもよいので相談することをお勧めします。

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・・・というのがよくある対処法ですよね。

でも、実際には保健センターや産婦人科なんて行ったら、

「本当に病気扱いされてしまう。」

「赤ちゃんと一緒にいられなくなるのは嫌だ!」

「虐待しそうな親と認知されてしまう。」

そう思ってなかなか相談できないママは多いのではないでしょうか。」

対処法はあるの?

私が実際に産後鬱のような症状になった時に対処した方法を少し紹介します。

産後鬱になってしまった、自分って、もしかして今産後鬱かも?と思われている方はまず、ひとりで頑張ることをやめてください!!

周りに頼ることを意識的にしてください。

人間って、大人になると人に頼らなくなる、というか、一人で生きていきなさいと教えられますので(少なくても私はそうでした)、無意識に

「誰にも頼ってはいけない。わがまま言ってはいけない。」

と思い込んでいるところがあると思うのですが、妊娠、出産、子育て、特に出産後は、嫌でも誰かに頼って欲しいです。

自分の家族に頼れなければ、自治体や民間のサービスを頼ってみるのもいいかと思います。

最近は、産後ケアの施設の利用料金の何割かを補助してくれる自治体があるので、自分の住んでいる地域に問い合わせてみると良いでしょう。

そして、普段赤ちゃんとおうちで過ごすときは、

「赤ちゃんが眠っている間に家事をしなくちゃ!」

なんて考えず、短時間でも赤ちゃんの匂いをかぎながら隣で眠ったり、撮りためているドラマを見たりしてリラックスして回復してください。

私もそうしています。

私はコーヒーが好きなので、ノンカフェインのドリップコーヒーを淹れて、スイーツと共に楽しんだりしています。

たまには小一時間ほどパパに預けて自由な時間をつくるなど、気分転換をするいいと思います。

あとは、漢方に頼りました!

市販されている漢方で、婦人系の症状に効く漢方で授乳中にも飲むことが出来る漢方があります。(私が飲んでいるのは「女性の巡り」という商品です)

その漢方のおかげで、無性になんでもかんでもイライラしていた毎日が和らぎました。

悲観的になっていた精神状態も少しはマシになっていきましたよ。

薬でどうにかなる問題じゃない

と、勝手に決めつけていましたが、意外と薬で落ち着きましたよ~!

最後に

産後から急に訪れる不安な感情や訳の分からぬ涙。自分は母親に向いてないんじゃないか・・・。

私もそんな風に思っていた時期がありました。三人出産した今でも、子育てが向いてない、不安、と思うこともあります。

ですので、この子育ての不安は、みんな持ち合わせているものなんだな~と開き直ってしまいましょう!

育児書通りにいかなくて当たり前です。

赤ちゃんも大事ですが、母である自分も大事です。まずは、自分の感情をしっかり感じて、大事にしてあげるといいかなと思います。

パートナーであるパパさんへのメッセージ

奥様は想像以上に緊張したり不安を感じて、いっぱいいっぱいになっています。孤独感も感じやすいので、ぜひ、話を聞いてあげてください。家事と育児の両立が出来なくても奥様を支えてあげてください。

育児が慣れてきたら、家事との両立にも慣れてくるので、それまでは率先して家事を手伝ってもらいたいものです。

パパのNG言動&言動

「母親になったんだから、赤ちゃんがかわいいはず。」

「母親なのだからしっかりしないと。」

「がんばれ。」

イライラしているママをそっとしておく(つまり放置)

少し旦那さんには厳しい事になってしまいました。。 最後までお読み下さりありがとうございました★

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