『おたふく風邪』と昔から呼ばれている病気、正式名称は『流行性耳下腺炎』という、ウイルス性の病気ですが、大人になってから感染すると、重症化する恐れがある。と言われています。
おたふく風邪にかからないようにするには、予防接種が有効だそう。
現在は任意接種(個人で判断し、予防接種を有料で受ける)となっておりますので、まだ予防接種を受けていないお子様も多いはず!
実際に私の子供たちも、
「予防接種は定期接種(無料で受けられる予防接種)のみでいいかな~。」
と思っていましたので、
「おたふく風邪にかかったらかかったでいいや!皆かかるものだし~。」
と軽く考えていました。
実際に長男がおたふく風邪に感染したら、痛がるし、耳が聞こえない!と大騒ぎするしで不安と心配、そして学校をお休みする日数も多く、職場にも迷惑をかけてしまう始末・・・。
(その、おたふく風邪にかかった時の様子を別記事で公開しています。もう感染してる?というかたは症状の発症から完治までを記録していますので良かったら参考にしてみて下さい。)
本題はここからです!
おたふく風邪に感染してしまった長男の姿を見て、
「予防接種って大切だな~」と痛感した私は早速、家族感染の予防にも期待して次男(二歳)に、おたふく風邪のワクチンを受けさせました。(もちろん有料)。
その時の様子がこちらの記事に書いてありますが、結果としては次男もおたふく風邪にかかってしまいました。
しかし、、熱が出ず、痛がることもなく1日~2日程腫れただけという、非常に軽い症状で済みました。
二歳と言えばイヤイヤ期。我が家の次男は体調が悪いと手が付けられなくなるので(笑)
今回の記事では、
- おたふく風邪にまだかかっておらず
- 予防接種、何歳から何歳までうけらるのか?
- 予防接種はいつまで二回?一回になるのは何歳から?
- おたふく風邪のワクチンを受ける際の料金は?
- ちなみに、大人でも受けれるの?
といった、おたふく風邪ワクチンを受ける際の疑問についての答えを一記事でまとめました。
我が家のように、万が一おたふく風邪に感染しても軽く済むというメリットがあるので、
「予防接種、お高いしどうしようかな~」
と迷われている方は必読ですよ~!
おたふく風邪の予防接種、何歳から何歳まで受けれるの?
おたふく風邪、ひと昔前は夏に流行しがちだったそうですが、現在は季節など関係なく流行するそう。
合併症や難聴などが心配ですし、赤ちゃんにも少しでも早く予防接種を受けさせたいですよね!
おたふく風邪の予防接種が受けれるのは、生後1歳になってからと決まっています。
その後、だそう。その理由がこちら。
1歳から接種できます。1回目の数年後に2回目を受けるのがしっかりと免疫をつけるために必要です。おたふくかぜワクチンの2回目は添付文書に記載はありませんが、世界では標準的な受け方です。
参照:http://www.know-vpd.jp/children/va_mumps.htm
一度の予防接種では免疫が弱く、数年後に感染してしまう可能性があるので、おたふく風邪は2回接種が良いのですね!
実際、我が家の次男が予防接種を受けた際に、
「4、5年後にもう一度ワクチンを打たなければいけません。」
と教わりました。が、通っている小児科曰く、なかなか二回予防接種を受けてくれない。と言っていました。その理由がやはり料金だと個人的には思います。
おたふく風邪の予防接種 料金は病院によって違う!
私が通っている小児科では、一回4800円でした。
ネットで調査してみてもだいたい4000~5000円台の病院が多い印象。中には6~7000円の病院もありました。
都道府県、市町村単位でおたふくかぜのワクチンの助成をしている地域もありましたので、市役所、区役所へお問い合わせするか、市のホームページなどで確認してみて下さい。
私の住んでいる地域は残念ながら助成はありませんでした。。。
ちなみに、大人もおたふくかぜのワクチンは受けられるの!?
そして、おたふく風邪のワクチンの接種期限はなく、大人でも受けられるそう。特に接種期限はないそうです。
しかし、思春期以降、重症化したり、合併症で睾丸炎や卵巣炎といった合併症にかかる可能性もあるので、小児期に予防接種を済ませておいた方が良さそうです。
おたふく風邪の予防接種、二回接種は何歳まで?
上記の通り、子供は二回接種を強くお勧めされました。では、何歳まで二回接種なのでしょう。大人も二回接種の方がいいのか?(金銭面も頭にちらつきます笑)
調べによると、おたふくかぜのワクチンは、
何歳まで二回接種、何歳から一回接種と明確に決まってはいないという感じでした。
しかし、こちらの及川医院さんのサイトによると、
と記載がありました。
「あれ?子供のころかかったっけ!?」
と不安な大人の方々、とりあえず一度予防接種してみては??
その時にお医者様に接種回数を相談してみてもいいかもしれませんんね。
さいごに
こちらの病院のサイトさんが、おたふくかぜについて詳しくかかれておりますので、一読してみて下さい。
- 日本では毎年5000人の子がおたふくのせいで難聴になっている(発生率0.5%として)事になります。
- 合併症が出るかどうかも“運次第”で、出たとしても同じく治療はできず、“治ってくれる”までただ時を待つのみです。
- モノによってはそもそも起きたら最後、治らない場合もあります。例えばムンプス難聴は聴覚神経の死滅によって起こるので、もし起きてしまったら治癒はほぼ見込めません。つまり一生そのままです。
- 日本ではワクチンを1回もやらない人が70%で、毎年100万人がおたふくにかかり、5000人が難聴になります。だがそれを問題にするどころか、今日も「ワクチンは危険!」とマスコミが言いふらし続け、多くの人がそれを信じています。
- アメリカでは既に2回接種が常識で、ある1年に6000人の患者(難聴になった人じゃなくて、単に“かかった人”の数ですよ)が出た事を問題視して3回目の接種を検討しています。
少し刺激的な文面でしたが、私も、「ワクチンは危険!」という考えを信じていた時期がありましたので、こちらの記事をご紹介させて頂きました。
私の息子も、おたふく風邪にかかった当初、
「耳が聞こえない!!」
と言い出した時には血の気が引いて、予防接種をしていなかったことを後悔しました。
幸い今のところは聞こえているようですが、耳の聞こえの詳しい検査をしていないので分かりません。
また、思春期以降になると、卵巣炎や睾丸炎など、将来にかかわる合併症を引き起こす可能性がある病気ですので、その辺をしっかりと理解しておく必要があります。
なってからじゃ遅い「おたふく風邪」、予防接種の金額は少々お高いですが、子供の未来を守るため、に親が出来ることの一つかもしれませんね!