「円形脱毛症の紫外線治療って、痛いのかな」
「本当に効くの?費用はどのくらい?通うの大変じゃない?」
皮膚科で「紫外線治療をやってみましょう」と言われたとき、私が知りたかったのはまさにこういう”リアル”でした。でも調べても出てくるのは病院側の説明ばかりで、実際に通った人の生の声がなかなか見つからなかったんです。
この記事を書いている私(さんママ)は、40代・九州のシングルマザー。数年前に円形脱毛になり、皮膚科で紫外線治療(光線療法)に通っていました。ここでは、その患者側のリアルな体験を正直にお伝えします。
紫外線治療は医療機関で行う治療です。この記事は私個人の体験談で、効果を保証するものではありません(実感には個人差があります)。治療の可否・内容は必ず皮膚科など医療機関で相談してください。
発症から克服までの流れをまとめて読みたい方は、こちらの親記事からどうぞ。→ 円形脱毛症、私は治りました|40代女性が1年で克服するまでの全記録
紫外線治療(光線療法)ってどんな治療?

紫外線治療は、脱毛している部分に特定の波長の紫外線(光)を当てる治療で、「光線療法」とも呼ばれます。円形脱毛症の治療のひとつとして、皮膚科で行われています。
代表的なタイプにはこんなものがあります(私自身は「紫外線治療」と説明を受けたので、細かい種類までは詳しく確認していませんが、参考までに)。
| タイプ | ざっくり特徴 |
|---|---|
| エキシマライト | 308nmの光をピンポイントに照射するタイプ。よく使われる |
| ナローバンドUVB | 狭い範囲の波長の紫外線を当てるタイプ |
一般的には、数ヶ月続けて発毛がみられることがあると言われますが、効き方には個人差があります。ここは正直、やってみないと分からない部分です。
私が通った紫外線治療の実際

通院の頻度は「2週間に1回」でした
私が通っていたペースは2週間に1回。病院によって頻度は違うようですが、私の場合はこのくらいの間隔で、コツコツ通っていました。
照射は「特に何も感じない」&短時間
いちばん不安だった「痛み」ですが、私は照射中、特に何も感じませんでした。「え、もう終わり?」というくらいで、照射自体はあっという間・短時間。ここは拍子抜けするくらいラクでした。
1回の通院は、受付から終わりまで30分以内でした
「病院に行く」と聞くと、半日つぶれるイメージがありませんか。私もそう覚悟して行きました。
でも実際は受付から会計まで、30分以内で終わっていました。私の場合の流れはこんな感じです。
- 受付:予約していたので、待ち時間は短め
- 診察:先生が頭皮の状態を見て、前回からの変化を確認
- 照射:脱毛している部分に光を当てる。ここが一番あっという間
- 会計・次回予約
子ども3人いる生活で、半日つぶれる予定は組めません。でも30分なら、なんとかねじ込める。治療そのものより、この時間の短さが私を救ってくれたと思っています。
ただしこれは予約が取れていた場合の話です。混み具合や病院によって変わるので、通う前に「予約は取れますか」「1回どのくらいかかりますか」を聞いておくと、生活の予定が立てやすくなります。
全部でどのくらい通った?私は「半年」でした

これも、通う前にいちばん知りたかったことです。いつ終わるのか分からない治療って、それだけで気が重いですよね。
私の場合は半年くらい通いました。2週間に1回のペースなので、回数にすると10回ちょっとという計算になります。
| 時期 | そのころの気持ち |
|---|---|
| 通い始め | とにかく不安。「これで本当に生えるの?」 |
| 最初の1〜2ヶ月 | 見た目の変化はほぼなし。ここが一番しんどい時期 |
| 2〜3ヶ月ごろ | 「進行が止まったかも」という手応えが出てくる |
| その後 | 白くて細い産毛が出てくる。だんだん黒く、太く |
| 半年ごろ | 通院に区切り。あとは伸びるのを待つ段階へ |
覚悟しておいてほしいのは「最初の1〜2ヶ月」です
通い始めてすぐは、本当に何も変わりません。鏡を見ても昨日と同じ。それなのに2週間に1回、時間を作って通う。ここで心が折れそうになります。
私が続けられたのは、「効果を毎回確認しない」と決めたからでした。毎回チェックすると、変化が見えなくて落ち込むだけなので。行く日を予定表に入れて、あとは考えない。これが私のやり方でした。
私は紫外線治療”だけ”ではありませんでした|塗り薬と飲み薬

ここ、正確に書いておかないとフェアじゃないので書きます。
私が病院で受けていたのは、紫外線治療だけではありませんでした。あわせて塗り薬(ステロイドなど)と飲み薬も処方されていて、家でもケアを続けていました。
病院での治療は「セット」だった
- 紫外線治療(光線療法):2週間に1回、病院で照射
- 塗り薬:頭皮につけるタイプ。家で毎日
- 飲み薬:処方されたぶんを内服
つまり「病院に行く日」だけが治療ではなくて、家にいる日も治療は続いていたということです。私はこれを、通い始めるまで分かっていませんでした。
だから「どの治療がいいか」を自分で選ぼうとしなくていいんだと思います。何をどう組み合わせるかは、症状を見た医師が決めることなので。
ただし、薬の話は一般化できません
・私に処方された薬が、あなたに合うとは限りません
・ステロイドの外用薬は、自己判断で使うものではありません。市販のものを勝手に頭皮に使う、というのはやめてください
・薬の種類・強さ・使う期間は、症状を診た医師が決めるものです
・私はここで薬品名を書きません。意味がないからです。あなたに必要なのは「私が何を使ったか」ではなく「あなたの頭皮を医師に見てもらうこと」です
だから余計に「何が効いたか」は言えない
紫外線治療、塗り薬、飲み薬。さらに家ではダーマローラーやサプリもやっていました。
これだけ同時にやっていたら、どれが効いたかなんて分けられるわけがないんです。次の章で正直に書きます。
【正直】効果はあった?

ここが一番知りたいところですよね。でも正直に言うと、「紫外線治療だけの効果」かどうかは、私には分かりません。
というのも、私は円形脱毛のとき「いいと言われたことは全部やる」と決めて、皮膚科の治療・頭皮のセルフケア・内側からのケアを全部並行していたからです。だから、回復したのは合わせ技の結果だと思っています。
通ってみて感じたメリット・デメリット

| 私が感じたこと | |
|---|---|
| ◎ メリット | 保険適用で1回の負担が軽い/照射は短時間で痛みもほぼなし/「医療を受けている」という安心感 |
| △ デメリット | 通うのが大変(回数と時間の拘束)/すぐには結果が出ない(続ける前提)/子育てと両立して通院時間をつくるのが負担 |
正直、いちばんの壁は「効果」よりも「通い続けること」でした。子育てしながら定期的に通院時間を確保するのは、思っていた以上に大変だったんです。
「通うのが大変」の中身を、具体的に書きます
ふわっと「大変」と書いても伝わらないので、私の場合の中身です。
- 平日にしか行けない:皮膚科の診療時間は、だいたい平日昼間です
- 子ども3人の予定と重なる:学校、園、習い事、体調不良。2週間先の予定を決めても、当日崩れることがあります
- 自分のために時間を使う罪悪感:これが地味にきつかった。「私が病院に行くために、子どもの予定を動かしていいのか」と何度も思いました
- 予約の取り直しがストレス:1回飛ばすと、次がまた2週間先になります
「これは自分のためのぜいたくじゃなくて、治療だから」と言ってあげたいです。
子どもの予防接種の予約は、罪悪感なく入れますよね。それと同じです。母親の通院も、家族の予定に組み込んでいい。私はそう思えるまでに時間がかかりました。
費用の目安(保険適用)

紫外線治療は保険が適用されるので、私の場合1回の支払いは軽く済みました(数百円〜千円台という感覚。※金額は病院・回数・診療内容で変わります)。「治療」と聞くと高額をイメージしますが、そこは想像よりずっと負担が少なかったです。
※正確な費用は必ず受診する医療機関でご確認ください。
通う前の私が一番びっくりしたのは、ここでした
正直に書くと、私が円形脱毛症の治療でいちばん「知らなかった」と思ったのは、保険が効くことでした。
髪の悩み=美容の話、というイメージがどこかにあって、「高い治療費を取られるんじゃないか」と身構えていたんです。育毛サロンとか、自由診療とか、そういう世界を想像していました。
でも円形脱毛症は”病気”です。だから皮膚科で保険診療として扱われる。当たり前のことなんですが、当時の私は本当に知りませんでした。
私が1年を振り返って「もっと早く行けばよかった」と思う理由の半分は、これです。お金を理由に何ヶ月も迷った時間が、いちばんもったいなかった。
(※自己負担割合や検査の有無、処方される薬によって金額は変わります。心配なら、電話で「円形脱毛症で受診したいのですが、保険診療になりますか」と聞いてみるだけでも安心できます。)
紫外線治療はこんな人に向いてる/通うときのコツ

- まず医療でしっかり治療したい人(これが土台)
- 痛みが不安で、負担の少ない治療から始めたい人
- 定期的に通える環境がある人
でも”治療だけ”じゃなかった|私の合わせ技

紫外線治療は、あくまで私の回復の”土台のひとつ”。実際には、これに外側・内側のセルフケアを足していました。
- 頭皮への外側ケア → ダーマローラーを頭皮に使ってみた正直レビュー
- 内側からの土台づくり → ビビスカルを1年以上飲んだ正直レビュー
- つらい時期の乗り切り方 → 円形脱毛症の隠し方|私がやった工夫
医療(皮膚科)を土台にしながら、できるケアを足していく。この合わせ技を焦らず続けたのが、私の答えでした。
よくある質問(Q&A)

A. 私は照射中、特に何も感じませんでした(短時間で終了)。感じ方には個人差があるので、不安なら事前に医師に確認を。
A. 私は2週間に1回でした。頻度・期間は病院や症状で変わります。すぐに結果が出るものではないので、続ける前提で考えるのがおすすめです。
A. 保険適用で、私の場合1回の負担は軽かったです。正確な金額は受診先で確認してください。
A. 紫外線を使う治療なので、まれに赤みなどが出ることもあります。気になる症状は必ず医師に相談してください。
A. 体の状態によります。自己判断せず、必ず主治医に相談してください。
A. 私は受付から会計まで30分以内でした(予約あり)。照射そのものはあっという間です。ただし混み具合は病院によるので、通う前に「1回どのくらいかかりますか」と聞いておくと予定が立てやすいです。
A. 私は2週間に1回を半年ほど=10回ちょっとでした。ただし症状や治療方針で大きく変わります。「半年で終わるもの」ではなく、私の一例として受け取ってください。
A. 私は紫外線治療だけではありませんでした。塗り薬と飲み薬もあわせて処方されていました。何をどう組み合わせるかは医師が決めることなので、自分で治療法を選ぼうとしなくて大丈夫です。
A. やめてください。薬の種類・強さ・使う期間は、症状を診た医師が決めるものです。頭皮は自己判断で薬を使っていい場所ではありません。
A. なりました。特に最初の1〜2ヶ月は見た目が何も変わらないので、通う意味を見失いそうになります。私は「効果を毎回確認しない」と決めて、予定表に入れて機械的に通うようにしていました。
まとめ

円形脱毛症の紫外線治療(光線療法)は、私の体験では「痛みもほぼなく・保険で負担も軽い、通いやすさだけが壁」という治療でした。効果を単独で断言はできませんが、医療を土台に据えるという意味で、受けてよかったと思っています。
大切なのは、まず皮膚科で相談すること。そして治療を土台に、できるセルフケアを焦らず合わせていくこと。あの頃の私のように悩んでいる人に、少しでもリアルが伝わればうれしいです。
※本記事は個人の体験談であり、効果・効能を保証するものではありません。円形脱毛症の治療については必ず医療機関にご相談ください。

